李朝の木彫古面(4)一対 李朝時代後期 道化面
価格 40万円(税込)
左は縦45,0㎝ 横29,0㎝ 高さ13,8㎝ 重さ620g 右は縦39,5㎝ 横24,8㎝ 高さ12,3㎝ 重さ460g。材質は軽量ですので桐ではないかと思います。帽子を被り目尻を下げ.口を曲げにこやかに笑っています。両方とも帽子の先端部から飾り紐の様なものが曲線を描いて巻き付いています。飾り紐.口周り.歯.舌に彩色の痕が見られ、右側の小さい面の側面には青色が見えます。裏側には紙が貼られており、右の面には帽子に10個.顔に10個(6個と4個)、左の面には帽子に9個.顔に9個(5個と4個)の孔が開いています。大きさも違いますし作りにも違いがありますが、顎の曲げ方が違いので寧ろ一対の方が宜しいのではないかと考え対のものとして取り上げました。面を見ているだけで楽しくなりますが動作が加われば更に楽しさが倍増するでしょうから宴を盛り上げたことでしょう。経年変化によるイタミあります。1900年代末頃まで韓国の常文堂で所蔵していた300余面の李朝古面の中に含まれていたものです。