志野天目茶碗・井戸盃・李朝白磁円硯・同虎松鵲図竹筒・長与三彩長猪口が入荷しました。
2019/01/15
正月早々沢山のお品が入荷しましたが、新着情報で紹介する前に交趾焼の墨床と筆架.織部水滴.迷子札2枚はアップして半日で売却済になってしまいました。暫らく整理に時間がかかりますので入荷しましたお品で主なものを紹介します。李朝中期(17世紀)の井戸盃は枇杷色に発色し梅花皮も出ており魅力的な深盃(容量70cc)ですが、使い込んで行くと枇杷色がより赤く育つと思います。李朝白磁円硯は後期(18世紀)のもので近頃滅多にお目にかかれない珍しいものと思います。同じく李朝後期(18世紀)の虎松鵲図竹筒は高さ17.4㎝もあり、虎が10㎝強と大きく浮き彫りされ迫力満点です。文様は竹の皮を残し周囲を削って文様を浮き出させており手の込んだ仕事ぶりで、日・雲・不老草・石なども彫られています。長与三彩長猪口は高さ8.0㎝ですのでロックや焼酎のお湯割りで楽しめます。志野天目茶碗は輪トチが残り、高台部の作りから江戸時代前期のもので初期までは遡れないと考えています。桃山時代の黄瀬戸水注は蓋はありませんが伝世品ではないかと思います。江戸時代前期~中期の瀬戸天目酒盃が2個、中国明時代の天啓赤絵香炉(銀火屋付)も時代箱に収納されています。その他色々ありますので追々紹介して行きますので楽しみにお待ちください。