李朝幻の道馬里窯の白磁水盂.中国古染付等の文房具入荷。
2015/10/02
李朝初期の官窯道馬里(トマリ)窯の製品は幻の品とも言われ滅多にお目にかかれませんが、コレクター氏に無理を言って「白磁水盂」をお譲り頂きました。その白い清楚な美しい姿に魅了されます。道馬里窯では優れた白磁作品が焼かれていましたが数が少なく貴重品です。白磁が国王の御器に指定され、15世紀になると白磁の一般使用が禁止されましたので数が少ないのでしょう。古染付(明末~清初)の鮑形水盂(筆洗)も小さくて魅力的です。他に清朝時代の炉均窯の筆洗、染付孔雀の羽形筆置きが入荷しました。近頃はコレクター氏からお譲り頂かないと良いお品は集まらなくなりました。