蔵出し品やコレクターからの受譲品が多数入荷中

価格 １５万円（税込）

本体３６,５ｘ４９,５㎝　縁取り含３９,０ｘ５２,５㎝　額（前面ガラス）の大きさ５３,２ｘ６８,２㎝　厚さ３,３㎝。朱色の神橋は神事の通行にしか使われない神聖な橋で一般の通行は手前の日光橋を使用している様です。画面中央から右手に広がる杉林の前を蓑合羽を身に着け釣り竿を持った男性が歩いています。遠目で見た時は気が付きませんでしたが雨が斜めに降っています。霧雨なのでしょうか,地雨なのでしょうか。左手に見える空はどんよりと曇っており雲もあります。空の部分にある斜めの線を折れと勘違いしていました。雨を表現しているのに気が付くまで時間を要した。川面にも雨が落ちています。作者は京都生まれの木版画家ですが、日本画を土田麦僊塾で学び国展樗牛賞,国画賞を受賞しています。また創作木版画を手がけ平塚運一,棟方志功らと同人誌「版」を発行、ニューヨーク等海外で個展を多数開催、京都市文化功労賞受賞。平成１２年98才で歿。