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◎李朝三島手呉器茶碗(1)  伝世品   李朝時代前期    

価格 100万円以上で相談可(税別)

口径14.3~15.0㎝ 高台径6.2㎝ 高さ9.3~9.8㎝ 重さ455g。口縁部はやや外に開きニユーが3本入っています。高台部にも古い欠けがあり、高台部の高さは2.2㎝程で外に開く所謂撥高台で、全体に薄造りで且つ大振りな茶碗です。呉器茶碗については「高麗茶碗の一種で御器,五器とも書きます。呉器の名前は形が椀形で禅院で用いる飲食用の木椀の御器に似ていることに由来するといわれます。一般に大振りで、見込みが深く、丈が高く木椀形で、高台が高く外に開いた「撥高台」が特色とされます」と言われていますが特徴が一致します。素地は高台内を見ると白茶褐色に見え半透明の白釉が掛かっています。撫で回すと胴下部から口縁部までゴツゴツ感と言うか凹凸があります。口縁部直下と胴中央部.胴下部に細い沈線が廻り象嵌が施され、この3本の沈線間に暦手文と草文(?)が繰り返し施文されています。施釉部分には細かく貫入が入り、部分的ですが、紅色.枇杷色.青白.薄紫色等々変化に富んだ表情をしており、実に味わい深い名碗です。見込み部には細長い目跡が4ヶ見られ、内側は紅色に変色しており湯を注ぐとパっと明るく変化するような感じがします。私の手許に来たときは古い信玄袋に包まれ裸の状態でした。永い年月使用された様子がなく、枯れた雰囲気の茶碗でしたが、何度か使用しているうちに現在の状態になりました。手許にあった古箱に収納してありますが、撮影前に熱いお湯を注ぎ30分程して撮影しましたので少し赤らんでいます。呉器茶碗にも名の知れた幾つかの名碗がありますが、スケールが小さく.本品のように大きく豪快で戦国武将を彷彿させるような大椀は数が少ないと考えています。高麗茶碗と言うと井戸茶碗.三島茶碗.刷毛目茶碗.御本茶碗などの数が多く良く知られていますが、呉器茶碗は残存数が少なく、何の用途で作られたのかも解からず、謎の多い茶碗ですが茶人には珍重されていたようです。茶13-3

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