初期伊万里芙蓉手岩花鳥図中皿 江戸時代初期(キズあり)

価格 5万円 (税込)
口径21.8~22.0㎝ 高3.0~3.5㎝ 底径11.0㎝。口縁部に小ホツとホツから派生した4㎝程のニューが1本あります。佐賀県立九州陶磁文化館発行の『柴田コレクションⅡ』の62と同手のもので、裏側の文様帯が四区画(4単位)になっており、初期伊万里の3単位から中期の元禄期の5単位への移行期のもので、17世紀中頃のものと思考していますが、この手のものを初期伊万里の範疇に入れて理解している人も多いようです。初期伊万里の皿では19㎝前後のものが多く、大皿と記された箱に収納されて蔵から出て来たのを数例見たことがありますが、1650年代には本品のように22.0㎝前後の大皿が現れ、1660~1670年代になると40㎝を超える大皿も作られるようです。蔵出し品 。伊20-71