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唐津皮鯨立酒盃4個と絵唐津立酒盃4個  計8個   江戸時代中期~後期   

価格 25万円(税別)

因みに皮鯨立酒盃の方が幾分小さめで、4個の平均は口径6.7~6.9㎝ 高さ5.0~6.0㎝ 容量83ccで、胎土中の石が飛び出しそうになっている点.胴最下部の作りが意図的に箆で鋭く太い斜めの切込みを入れ途中で高台部に合体し二重高台のように見える作り方をしている点.高台部周りを除き土灰釉が掛けられ高台内の作りが似ている点などの共通点がありますので、同時代に作られたもお品と思います。江戸時代初期頃までの古唐津はざっくりした砂目が魅力でしたが、中期頃からは藩主の献上品としてきめ細かい磁器に近い京焼風のものが焼かれるようになり、これが中期唐津のおこりで胎土はきめ細かくなって行きますが本品はこの頃のお品と思います。収納箱の蓋表に「唐津猪口八ッ 内四ッ皮鯨 四ッ大形」の墨書.蓋裏には「安政三年丙辰冬相求 十一代瀧川伝右衛門○典しる須 瀧川蔵」の墨書がありますので、安政3年(1856)に求めた時点では二種の猪口が4個ずつしかなかったと思われ、猪口の製作年代は箱書きの年代より遡り中期頃の作と考えています。余談ですが、江戸時代後期に松江藩の御用商人で且つ藩札の発行元でもあり、藩との結び付きが強く江戸時代後期の藩主を度々招き宴席を重ねていたという豪商瀧川伝右衛門と本品の箱に記されている十一代瀧川伝右衛門○典は同一人物のような気がしますが、断定する資料を持ち合わせておりません。共箱が付きます。  

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