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鮑貝殻蒔絵菓子器  桃山~江戸時代初期  国学者賀茂季鷹自筆の和歌あり  珍品

価格 7万円(税別)

天然の鮑の殻に蒔絵を施したもので、大きさは長径17.5㎝ 短径12.5㎝で大凡楕円形を呈し、高さ5.0㎝ 重さ160g。鮑は内側は光が当たると虹色に光ります。外側(背面)には吸い込んだ水や排泄物.卵や精子を放出するための穴が並んでいますが、この穴は殻の成長に従って順次形成され古いものから塞がり.常に4~5個の穴が空いているそうです。本品も背面に5個の穴が空いている状態で捕獲され食されたのでしょう。また、背面は根気よく磨いてゆくと美しい真珠光沢となり、古来よりごく薄く切り出したものを螺鈿細工などの材料に用いました。本品も背面を根気よく磨かれ真珠光沢を出し、3ヶ所に金彩で波を描き.空いていた5孔を金泥で埋めています。これらの孔と離れた一番奥の穴は排泄用という決まった役割があるそうですが、巻貝で被い金泥を乗せています。内側は更に豪華に仕上げています。縁に金泥を塗り.金泥と黒を使い連山.木々.建物3棟.海と波を蒔絵で描いています。収納箱の蓋表の和紙はボロボロですが箱に収納してあります。蓋裏に季鷹自筆の短歌とサインのある珍品です。京都生まれの季鷹は和歌を有栖川宮職仁親王に学び、江戸では加藤千蔭.村田春海ら歌人文人と交わり、京に帰ってからは歌を最も得意とし.京都歌壇を香川景樹と二分するほど勢力がありましたが、加えて能書家としても名を成し、天保12年(1841)に91歳で歿したそうですので、本品はそれ以前に季鷹自身が酒盛りを楽しんだ盃とも言われています。都の雰囲気のあるお品で容量は250ccはゆうに入ります。箱脇には「○蒔絵鮑貝菓子器」の貼紙もあります。当初は菓子器として公家さんたちの間で使用されたのでしょう。季鷹の手許に来たのは江戸時代後期の頃で、和歌にも酒器として愛用していた様子が詠われています。余程お気に召したようで箱を作り自作の和歌を添えています。「有栖川宮職仁親王から賜ったお品なら宜しいな」とかってな想像をしています。経年変化のためにキズ気が少々ありますが、都の臭いがするお品です。偶然でしょうが京都のコレクター氏からお譲り頂いたお品です。

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