古伊万里梅草文徳利 江戸時代中期

価格 12万円(税別)
首の長い鶴首のお神酒徳利ですが、口縁部の作りは幾分盤口状を呈しています。口径3,5㎝ 高台径5,2㎝ 高15,7~16,0㎝ 容量220ccですが出かたはややチョロチョロ。前面に梅草文が後面に草文が描かれ,梅がひとつ咲いていますが、旧暦では新しき年を迎え神前にお神酒を備える頃に梅が咲き始めます。草文には夜露が降りている様に見えます。薄い呉須で描かれており太陽が出る前の柔らかい雰囲気が出ている様な気がします。胴下部と高台部に染付線が廻り,胴下部以下は変色しており酒を入れれば直ぐに味が付きそうな感じがします。首を傾けている所がまた風情がある様に思われます。油臭さはありませんので直ぐ使用出来ます。